里帰り出産

【里帰り】するべきかしないべきか?メリットとデメリットをチェック!

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待ちに待った赤ちゃんが産まれ新しい生活の始まりです。赤ちゃんにとってもお母さんにとっても全てが初めてのことです。そんな時一番の支えは家族ですよね。退院したあとお母さんは出産という大仕事を終えたばかりなのでゆっくり体を休める必要があります。そんなときに助かるのが里帰り。実の親に産後の家事を頼むことで産後の体を休めることができます。ただ、里帰りも良いことばかりではありません。そこで 里帰りをして良かったこと、悪かったことを先輩ママ2人のお話からご紹介します。

里帰りのメリットは人手が借りられて家事も育児も助かる

メリットはなんといっても人手があること。実の親の支えがあるので、実家に帰ることで家事の負担が無くなります。ご飯を作ったり掃除をしたりする事なくゆっくりと過ごせます。なんといっても人手があるということは家事も赤ちゃんのお世話にも助かります。

出産後初めての育児で大変だった時に多くの人手が借りられる

退院したばかりのお母さんは布団を引いたままの生活を病院でも指導されます。赤ちゃんが眠った時に一緒にいつでも寝られるようにすることができます。。赤ちゃんは夜中でも関係なく泣きます。数時間おきに母乳やミルクをあげなければいけないので夜ゆっくり寝る時間はありません。 実家にいる間は親に甘えてゆっくりしましょう。自宅に帰って家事を再開する際には無理のないように少しづつやるのがいいと思います。

Aさん
赤ちゃんが夜なかなか寝ない時、慣れない手つきであやしていると、兄弟がやってきて代わりに息子をあやしてくれました。基本的な育児は私が担当だったのですが、たまにこうやって大変な時に手伝ってくれるのは本当にありがたかったです。

子供の世話に集中できる

料理に洗濯、掃除。家のことは意外と重労働です。身の回りの世話を実家の親にしてもらうことで、ママは子供の世話だけに集中できます。

Aさん
家事全般は母がやってくれていました。帰る頃になるとちょっとづつ自室の掃除などをやるようになりましたが、それでも食事の面倒やら洗濯やらは里帰り期間中に自分でやることはなかったです。

両親や家族親戚等色んな人に喜んでもらえる

赤ちゃんは、多くの人に祝福されるほど幸せになるといいます。里帰りすることで、実家の親だけでなく、兄弟姉妹など親戚が集まりやすくお披露目を兼ねることができます。

Aさん
結婚7年目で不妊治療をしてやっと生まれた息子だったので、特に両親と祖母(祖父はすでに他界)はかわいくてしょうがなかったようです。 嫁ぎ先と実家の距離がそれほど離れていなかったので、病院もその中間の距離の場所で出産したのですが、父方と母方の祖母は高齢で病院まで来ることができませんでした。実家に里帰りすることで祖母たちだけでなく、病院に行けなかった親戚が実家に来てくれました

里帰りのデメリットは夫と離れることと両親との関係

実家に帰ったとしても両親や家族に気を遣わなければならなかったり、夫と離れることで様々な問題が出てくる場合があります。

実家の親に気を遣う、家のことが気になって休めない

両親が共働きだったりするとなかなか甘え辛いこともあります。人数が増えることで両親に対して気を遣うことも。

Bさん
里帰りしましたが、両親とも働いていたので、昼間の家事は結局自分がやるはめになってしまいました。

何もせずに家にいることが苦痛になる事もあります。

Bさん
体を動かしていないと気がすまない方。母は何にもしなくていいよ!と言ってくれましたが、じっとしているとイライラがつのってしまいました。

また、旦那さんにもです。赤ちゃんが2人目以降だと、ママと赤ちゃんが実家に帰ったら旦那さんが上の子供の育児と仕事をすることになります。旦那さんの事も上の子供の事も心配になることも。結局ゆっくり休めないこともあります。上の子供も一緒に実家に帰ることになれば育児もしなければならなくなり、意外と負担が大きくなることも。

親と合わなくてイライラしてしまうママも。

Aさん

両親はものすごくはっきりとした性格で、思ったことは口にしないと気が済まない性質で、基本無口な自分とは性格が合いませんでした

結婚前に暮らしている時からわかっていたことなのに、何年も離れているとどうもそのあたりを忘れてしまっていたようです。

私は出産後1ヶ月ほど実家にいたのですが、早く自宅に帰りたいと日々願っていました。

これから里帰りを希望される方で、親御さんとの関係が良くなかった人は良く考えてから決定することをお勧めします。

夫と離れて過ごすと父親の自覚が芽生えない

里帰り中は夫と離れて暮らすことになりますが、ママがさみしいだけでなく、父親の自覚がなかなか芽生えない、こともあります

Aさん
実家にいる間は夫と離れて暮らすのでさみしくて仕方がありませんでした。

実家と自宅の距離は車で30分ほどでしたが、電車+自転車で時々訪ねてくれていました。

一生懸命に息子をあやす夫を見ていると、早く家族で暮らしたいという思いがこみ上げていました。

母親は妊娠・出産を経て母親の自覚が付いてきますが、父親はそうしたプロセスを経ないのでなかなか自覚が芽生えることが難しいようですが、里帰りで子供に会えていないと余計に難しいようです。

Aさん
夫の言動に子育てを軽く考えているようなニュアンスがたびたびあって、あきれるやらイラつくやらで絶句したのを思い出します。

ご主人に早く父親の自覚を持ってもらうには、やっぱり実際に一緒に住まないとわからないと思うので、里帰りをしないという選択も視野に入れた方がいいかと思います。

お金がかかる

帰省の際には荷物を運ぶので宅配したり、交通費がかかります。それだけでなく、地域によっては実家にお礼をする必要があります。

Aさん

他の地域では一般的ではないのかもしれませんが、私の住むあたりでは現金10万円ほどとお米10キロを実家に持っていきました。

妊娠中も出産後も大きなお金が出ていくので、ご自分の地域性と相場をよく考えた上で里帰りを検討されるといいかもしれません。

帰りたくなくなる

実家が心地いいと家に帰りたくなくなってしまうことも。

Cさん
結婚して都会に出てきましたが、里帰りで実家に帰ったとたん、帰りたくなくなりました。初めての育児でノイローゼ気味だったのかもしれませんが、夫のイヤなところも気になってきて…母が帰るように諭してくれなければ離婚していたかもしれません。

 

ママと赤ちゃんが一番楽に過ごせる方法を話し合って決めよう

中には里帰りをせずに出産する方もいらっしゃいます。 家事もしなければいけいですが、自分の家が一番落ち着くという人も。

里帰りする方もいればしないのも人それぞれです。今出産を控えて悩んでる方もいると思いますが、一番は家族と旦那さんとちゃんと話し合って決めることです。

里帰りの際は、ご主人だけでなく関係する家の住人(実両親または義理の両親)にもご相談されるのがいいでしょう。出産も育児も全て家族の支えがあって乗り越えて行けるものです。 退院後は赤ちゃんとお母さんがゆっくりできる生活を第一に考えて楽しい生活を過ごしてくださいね。

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