子供の歯並びを良くする3つの方法!歯科衛生士ママが教えます!

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お子さんの歯並び、気になりますよね。矯正治療は子供にとっても負担です。できるだけ矯正せずに歯並びがきれいにできるといいですよね。子どもの歯並びをきれいにする方法をご紹介します。

目次

子供の歯並びをきれいにする方法!

子供の歯並びをきれいにするには、日々の生活習慣が大切です。

鼻呼吸をする

鼻呼吸をしていると、唇が閉じています。意識しなくても舌が上顎(うわあご)についた状態になります。鼻呼吸をしているのが正しい状態です。

しかし、口呼吸になっていると口が開いた状態になり、下の歯のあたりに舌が落ちてしまいます。歯は舌と唇のバランスが取れたところにあるのが正しい状態。口呼吸では舌と唇のバランスが崩れてしまうので「上顎前突(出っ歯)」や「開口(前歯が噛み合わない)」などの不正咬合がでてきてしまいます。

もし、子供の口がいつも開いているなと思ったら、呼吸の状態をチェックしてみてください。また、耳鼻科の病気があるために息苦しくて口呼吸になっていることもあります。鼻が詰まって鼻呼吸できない場合があるので耳鼻科に行って治療しましょう。

意識して口を閉じ、鼻呼吸をするように意識しましょう。口がきちんと閉じられていれば不正交合を予防できます。矯正歯科で治療する際にも鼻呼吸ができないお子さんには鼻呼吸の練習をします。

よく噛んで食べさせる

食べ物をきちんと噛めていれば、あごが発達します。あごがしっかり発達し、歯が生え並ぶスペースができれば「叢生(乱杭歯)」になることを防げます。

子供は柔らかいものが好きですが、柔らかい物ばかり食べていると、しっかり噛まずに飲み込んでしまうので、あごがしっかりと発達しません。

狭いあごのスペースにに大人の大きな歯が並ぶことになるので、でこぼこに生えてきてしまい、歯並びがぐちゃぐちゃになってしまいます。

ゴボウやレンコンなどの根菜類は、固くてしっかり噛まなければ食べられないので、噛む力を高めるのに適しています。ぜひ日々の食事に積極的に取り入れてください。

また、食事をするときの姿勢も大切です。しっかり力を入れて噛んで食べられるようにしてやりましょう。椅子に座って食べるときには足の裏をぺたんと床につけるようにします。身長が足りない小さなお子さんは踏み台などを使って調整すれば、強く力を入れてしっかり噛めるようになります。

一口30回、しっかり噛むようにしましょう。よく噛むことは脳の発達を促すとされています。

指しゃぶりをしない

3歳くらいまでは指しゃぶりを無理矢理とってやめさせる必要はありません。しかし、6歳以上になると、歯並びに関わってきます。「上顎前突」や「開口」、「交叉咬合(噛み合わせがずれ、歯の中心があわなくなる)」などの不正交合になったり、舌足らずになったり、口呼吸などの原因となります。

5歳以上になると、自然と指しゃぶりをしなくなるお子さんがほとんどです。しかし、それ以降の時期もしている場合は自然にやめることは少ないので何かしらの策が必要です。

・しゃぶらないように言い聞かせ、できたら誉める

・寝付くときに指しゃぶりをするなら寝るまで手をつないで安心させる

などです。

指しゃぶりは単なる癖にすぎないこともありますが、中には寂しさを紛らわせたり、やストレスを解消するためにやっている場合があります。

場合によっては生活習慣や環境を見直さなければならないかもしれません。

歯並びは個人差も大きい

不正咬合の原因は様々です。指しゃぶりをしていても歯並びがきれいな子もいますし、固いものを食べているのに歯並びが悪い子もいて、個人差が大きいものです。お子さんの歯並びが気になるときには矯正歯科に行って相談するといいでしょう。

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