4児を完母で育てる母乳育児を成功させるコツ4つ

母乳育児

「母乳で育てたいけれど、ちゃんと出るか心配…」

「授乳してもすぐに泣いちゃうので母乳が足りているか心配…」

母乳は赤ちゃんにとって最高の栄養源です。

多くの産院で母乳育児を推奨していますよね。

ただ、母乳が十分に出るには時間がかかることも多いですし、

ママの体調にも大きく左右されるとてもデリケートなもの。

さらにどれだけ飲めているのかわかりにくいので赤ちゃんが足りているのか心配になりますよね。

私は3人の子を完全母乳で育て、現在2か月の子を母乳で育てています。

はじめから十分な量が出たこともあれば、はじめは足りなかったこともあります。

4回の出産を通して、私が感じた母乳育児を成功させるコツをご紹介します。

目次

4人を完全母乳!母乳育児を成功させる4つのコツ

3人の子を母乳で育て、今4人目も母乳で育てていますが、4人目にしてようやく上手く母乳育児ができていると思っています。

本を読んだり、助産師さんに相談したり試行錯誤しながらやってきました。

特に重要だと思ったのが次の3つです。

妊娠中から乳房のマッサージをする

安定期に入ったら乳房のお手入れをはじめましょう。

産院でも指導されると思いますが、お腹の状態と相談しながら行います。

このマッサージ、産後すぐに母乳が十分でるかどうかに大きく関わってきます。

1人目のときにはなんとしても母乳で!という思いが強くて、

安定期に入ってからほぼ毎日時間をかけてマッサージしていました。

そのおかげか産んだその日から射乳(噴水状にピュー!っとでる)が出ていました

(むしろ母乳が出すぎてカチコチになって別の問題は出てきたのですが…)

2人目、3人目のときには2歳しか離れていなかったこともあって、

上の子の世話に忙しくマッサージしている暇がなかったのと、

そんなに離れてないからどうせすぐ出るだろうとタカをくくっていてマッサージはほとんどやりませんでした

結局3日目くらいまで2,3mlくらいしか出ず…

退院するころになってようやく10ml出たくらい。

(それでも次の方法で3週間くらいで完全母乳にすることができました。)

4人目のときには入浴時など時間のあるときにちょこちょこマッサージするようにして、

臨月のときにはじわーっとにじむくらいになっていました。

産後はどうせ家に帰ったら4人の世話に追われるのがわかっていたので、

なるべく休もうと思っていて、ほぼ別室で過ごしたのですが、2日目から20mlくらい出るようになり、

退院時には完全母乳でいくことができました。

張りすぎてカチコチになることもなく母乳に関しては一番スムーズにできていると思います。

頻回授乳でとにかく吸わせる!沿い乳などでラクに!

赤ちゃんが乳首を吸って刺激を与えることで、母乳をつくるホルモンの濃度が高くなって母乳が作られます。

24時間で10回以上授乳することでホルモン濃度を維持できるので、

できるだけ頻度を多く、欲しがるだけあげるようにと産院でも指導されます。

ただ、この頻回授乳ですが、とにかく疲れます

特にはじめての授乳だと変に力が入って肩や腰が痛くなります。

1回の授乳時間は20分程度が目安ですが、

いっぱい吸ってほしいと思うとつい長くなりがちで、

大して休めないまま次の授乳時間がきてしまう…なんてことも良くあります。

長く授乳ができてママの負担が少ない授乳方法をするのがポイント。

おすすめなのは、まずは沿い乳

ママも赤ちゃんも横になって、赤ちゃんの背中をクッションや丸めたタオルなどで支えます。

赤ちゃんの顔を乳房の正面に持ってきます。

無理やり口に含ませるようにしなくても自分から首を振って吸い付いてきますよ。

このやり方なら赤ちゃんもママも一緒に寝てしまえます。

窒息の危険があるので、赤ちゃんが息できるように身体を支えるようにしましょう。

できれば入院中に助産師さんに安全にできているか見てもらうのがおすすめです。

もうひとつは、ソファに座って背もたれに完全に身体をあずけ、赤ちゃんを胸の上に乗せてしまいます

授乳クッションの上に寝かせて手で支えて授乳するスタイルが一般的ですが、

これだと手首が痛くなったり、肩こりになることも。

身体に乗せてしまえば、ずり落ちないように支えておくだけなのでとても楽。

手が空くので飲み物も飲めます。

温かい飲み物で水分を補給

母乳はママの血液からつくられています。

そのため母乳をあげていると水分不足になりがち。

喉が渇くのはそのせいです。

1日2リットルを目安に水分をとるようにしましょう

暑い時期にはつい冷たい飲み物が欲しくなりますが、身体を冷やすと母乳の出が悪くなりますので、

常温か温かい飲み物を飲むのがおすすめ

私は母乳の出が良くなるというお茶や、白湯を飲んでいます。

温かい飲み物を飲むことで腸内環境も良くなるのでお通じも良くなりますよ。

母乳育児ハーブティーは今や常識ですよね。

母乳不足のママ」を助けてくれる 不動の人気商品が、。

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母乳育児にこだわりすぎない

こういうと変な感じもしますが、母乳育児にこだわりすぎないのも母乳育児を軌道に乗せるポイント。

母乳の出はママの体調に大きく左右されます。

母乳を出さないと!と考えすぎたり

あまりにも頻回の授乳になって寝られず

イライラしてストレスになるのは良くありません。

最近の粉ミルクはかなり良くできていますので、母乳の代わりとして安心して使うことができます。

授乳をちょっと休みたいときやパパにお願いして外出したいときなど、

ミルクも飲んでくれるととても助かります。

哺乳瓶で飲ませてしまうと母乳を飲んでくれなくなるのでは?と心配するママも多いですが、

1日1回や2回程度なら哺乳瓶に慣れてしまい母乳を飲んでくれなくなるということもありません。

生後2か月のうちの子場合、上の子の世話もあり、

夜や晩御飯の時間に授乳が重なるととても大変になるので、

最近まで晩御飯の前にミルクを飲ませ1回授乳を休んでいました。

そうすると上の子たちの寝かしつけまでスムーズにでき、

母乳も作られるので、夜中の授乳でもしっかり飲ませられ、

そのまま明け方まで寝てくれて負担を減らすことができました。

【まとめ】自分なりの方法で母乳育児をすすめて

  • 妊娠中から乳房のマッサージをする
  • とにかく吸わせる
  • 温かい飲み物を飲む
  • 母乳育児にこだわりすぎない

私はこのようにして母乳育児をすすめていますが、

ぜひご自分の体調や都合に合わせて自分なりの方法をみつけてみてくださいね。

入院中に助産師さんに聞いたり、母乳外来を利用してアドバイスをもらうといいですよ。

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