出産は人生の大仕事。里帰りをして実家のサポートを受ける方も多いのではないでしょうか?でも実家とは言え、お世話になることを申し訳なく思う気持ちもありますよね。何より感謝の気持ちをしっかり伝えたい。そんな風に思ってお礼を考えた時に、さあどうしようと悩んでしまう方もいるでしょう。そんなあなたのために里帰りのお礼についてまとめました。
お金で渡す場合の金額の相場は?
里帰り出産のお礼を現金で渡す場合、相場は1カ月2〜3万円が一般的です。きりのいい金額で、2カ月で5万円、3カ月で10万円とする方も多いようです。相場はありますが、地域や親族、お互いの経済状況にもよりますので、夫婦でよく話し合って決めてください。また夫側の両親からお金を渡すケースもありますので、申し出を受けたら金額についても相談するといいでしょう。
のし袋の書き方・表書きはどうする?
身内にとは言え、感謝の気持ちがきちんと伝わるようにのし袋を用意しましょう。表書きは「御礼」や「感謝」と書き、自分と夫の名前を送り主とします。もし「そんなにかしこまりたくない」「両親に驚かれてしまいそう」という場合は「ありがとうございます」などお礼の言葉が印刷された封筒を使うのもおすすめです。
品物で渡すなら何がいい?
ご両親のタイプによっては、現金は受け取ってもらえそうにないケースもありますよね。そんな場合は自分たちでは買わない高級な食べ物やご両親が好きなものを渡すと喜んでもらえるのではないでしょうか。お米やお酒、お菓子などを渡す人が多いようです。お出かけ好きのご両親なら、旅行券やレストランの食事券などもいいですね。
手紙を添えて感謝の気持ちを伝えて
お金や品物でお礼をすることはもちろんですが、それだけでは味気ないと感じる方もいるかもしれません。そんな時には里帰りが終わる頃、手紙を渡してはどうでしょうか?心のこもった手紙は、何よりも喜んでもらえそうです。
文例も用意しましたので、参考にしてみてください。
「お父さん、お母さん
里帰り中は本当にお世話になりました。
初めての出産で不安なことばかりだったけど、2人のサポートのおかげで安心して出産することができました。
本当にありがとう。
昼夜関係のない赤ちゃんとの生活は、いろいろ負担もかけてしまったと思います。
今日からはゆっくり体を休めてね。
この2カ月、しっかり支えてもらったおかげで、私はこれからも頑張れそうです。
子育てが始まって、あらためてお父さんお母さんが大変な思いをして私を育ててくれたんだなあと実感しています。
いくら感謝してもし足りないです。
これから恩返しに可愛い孫の顔をたくさん見せるからね。
また落ち着いたらみんなで遊びに行きます。」
大切なのは気持ち。言葉でもお礼を
金額や渡し方など、いろいろなことが気になってしまいますが、一番大切なのはやっぱり気持ちです。里帰り中もサポートしてもらうことが当然と思わず、お礼を言葉で伝えましょう。その上でお礼を渡すことができれば、里帰りがお互いにとって素敵な思い出にもなるはずです。
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