働いているママにとって、子供が放課後どうやって過ごすかは気になります。共働き世帯の小学生の放課後の過ごし方としては、「学童保育所」「習い事」「自宅で留守番」となっています。子供の留守番を安心で、充実した時間にしてあげられるように、親ができることを考えてみましょう。
子供だけの留守番…ママが困ってることとは?
共働き世帯の親をもつ小学生の4割が、自宅で留守番をしています。学童は小学校3年生で利用できなくなるところが多く、学童が終わっても親がまだ帰宅していないことも多いためです。
子供だけの留守番で困ることとしてアンケートで上がったのは
- 友達に誘われてゲームセンターに入りびたりになっていた
- 自宅に親が知らない友達を呼んでいた
- 持たせた携帯の電源を切っていて連絡がつかない
などがあります。
留守番は心配…でも習い事を詰め込むのは子供を疲れさせているかも?
子供だけで留守番させておくことは親にとっては心配ですよね。なるべく一人にさせないように、と習い事をたくさんさせている家庭もあるのではないでしょうか。子供は元気なように見えても大人と比べると体力的にも精神的にも疲れやすいもの。学校の授業時間も長くなっているのに加えて、さらに習い事をつめこむことは、子供を疲弊させてしまいます。
休息をとったり、一人で過ごす時間をもつことは、むしろ必要な時間といえるのではないでしょうか。
自立心を養う留守番をさせる
「低学年のうちは、一人で留守番ができなくて、何度も電話がかかってきた」そんな家庭も多いですが、高学年になるにつれて子供自身が一人になる時間を求めるようになります。留守番は自立心を養う上で貴重な時間です。
子供が高学年になったら、
- 宿題をしてから遊ぶ
- ゲーム・テレビの時間を決める
- 塾などに行っている場合は学習計画をたてる
など、子供と相談して、ルールをつくりましょう。
このとき大事なのが、親が一方的にスケジュールを決めてしまわないこと。予定を押し付けられたのでは、自立心が育ちません。子供自身が計画を立てるようにしましょう。
子供を安全に留守番させるためにルール作り・見守りを
子供の留守番は安全が第一なのはいうまでもありません。
子供の身を守るために最低限のルールを決めておきしょう。
- 夕方5時までに家に帰る
- 自宅に帰ったら連絡する
- インターホンには出ない
- 鍵はあけない
- 友達と出かけるときには行先を知らせる
などです。
見守りにはカメラを活用
留守番には、カメラを活用するのも一つの方法です。子供がちゃんと帰ってきているか、自分の目で見て確認できるので、心配で仕事が手につかない…ということはなくなるでしょう。
防犯カメラを利用して、外出先からスマホで、家の中の様子を確認できるものや、家にあるタブレットや使っていないスマホのカメラをつかって、家の中の様子を確認できるアプリなどがあります。
防犯カメラタイプなら、月々の利用料はかかりませんが、はじめにカメラ代がかかります。アプリタイプは、余ったカメラを使うので、初期投資は不要ですが、月々の利用料金がかかります。家庭の事情に合わせて選ぶといいでしょう。
留守番の時間は、子供の自立心を養うチャンス。安全に配慮しつつ、家庭でのルールを決めて、留守番を有意義な時間にしましょう。ママの心配する気持ちは、見守りカメラなどを使って軽減させましょう。
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