何かと大変な出産時期。実家にサポートしてもらおうと里帰り出産を考えている方も多いですよね。その時心配になるのが「出生届はどこに出せばいいの?」ということ。里帰り出産をした場合、住民登録のしてある市区町村へママが出向くのは難しいですよね。それでは一体どうしたらいいのでしょう?出産後は思った以上に慌ただしく、また身体の回復にも時間がかかるものです。出産前の時間があるうちに出生届についてきちんとチェックし、スムーズに届け出ができるように準備しておきましょう。
出生届を出せる市区町村を確認
まずは出生届を出すことができる市区町村を確認しましょう。
① 父または母が住民登録をして住んでいる市区町村
② 父または母の本籍地
③ 赤ちゃんを出産した病院のある市区町村
④ 旅行中や里帰り出産の場合は滞在地の市区町村
以上のように、出生届は居住地以外の市区町村にも提出することができます。
出生届の届け出先はあらかじめ決めておきましょう
居住地以外にも提出できる出生届ですが、オススメはパパママの住民票がある市区町村です。出産後は出生届を出すだけではなく、保険や医療費の助成申請など必要な手続きがあり、なかには居住地でしか手続きができないものがあります。居住地である市区町村であれば、同時に他の手続きを済ませ、自治体の子育て支援体制などについても説明を受けることができます。その場合、里帰り中のママは役所に行くことができないので、パパが手続きをすることになるでしょう。パパが手続き関係に慣れていないようであれば、あらかじめ役所や窓口の場所を確認しておくとあわてることなく手続きができますよ。
もちろん里帰り先での届け出でもOKです。その場合はひとまず出生届だけを提出し、後日改めて住民票のある市区町村の役所に行き、その他の手続きを行ってください。手続きの期限など、前もって調べておくと安心ですね。
必要なものも出産前に揃えておこう
出生届の提出期限は生まれてから14日以内です。この間に赤ちゃんの名前を決める必要があります。必要なものは事前に確認しておきましょう。
出生届提出時に必要なもの
- 印鑑
- 母子手帳
- 出生届(出生証明書と一体になっていて病院または自治体でもらえます)
- 身分証
印鑑や母子手帳は、入院時に何かと必要になります。まとめて袋などで保管し、パパや両親にも置き場所を伝えておくと安心です。
早めの準備で安心して出産に臨みましょう
里帰り出産は自宅から離れてしまうため、早めに産後の準備をしておくことが大切です。出生届に関しても、いつ誰がどのように動くかをシミュレーションして、あわてずに手続きができるようにしておきましょう。出産前から、家族がしっかり連携をとり、いつでも協力し合える体制にしておくと、安心して出産に臨めますね。